新東名110キロ試行半年、事故件数は前年を下回るペースで推移

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新東名高速道の新静岡―森掛川インターチェンジ(IC)間で最高速度が試験的に時速110キロに引き上げられてから1日で半年が経過した。県警によると、懸念された大幅な速度超過はほとんどなく、事故件数も前年を下回るペースで推移する。3日からのゴールデンウイーク(GW)後半は通行量の増加が予想され、県警は危険な「あおり運転」の取り締まりや渋滞最後尾で多発する追突事故防止に力を注ぐ。
 
「目的地に早く到着できるようになり、新東名を利用する機会が増えた」。1日、休みを利用して家族で東京に向かっていた浜松市浜北区の男性会社員(41)は満足げに語った。

試行区間で交通事故は減少している。県警高速隊によると、1~3月に発生した人身事故は9件で、前年同期の21件から半分以下に減った。速度差が起因する事故も発生していないという。担当者は「最高速度が10キロ引き上げられたからといって極端にスピードを出す車は少ない。走行実態は大きく変わっていない」と分析する。むしろ県警が警戒するのは、渋滞の最後尾に後続車が追突する事故。3月は県内の高速道路でこの形態の死亡事故が2件あり、うち1件は新東名の試行区間で発生した。県警は「後続車に渋滞を知らせるのにハザードランプの点灯が有効」として、ドライバーに活用を呼び掛ける。
 
一方、利用者からはあおり運転への不安も根強い。千葉市のトラック運転手(61)は「乗用車に車間距離を詰められ、ヒヤリとすることが増えた」と語る。県警は上空からヘリコプターで高速道路を監視するなど、あの手この手で悪質、危険な運転の抑止に努めている。
 
中日本高速道路によると、県内高速道路の渋滞のピークは下りが3日、上りが3~5日。南條保高速隊長は「運転中に急な速度変化を迫られることもある。普段以上に前方をよく見て、ゆとりある運転を」と呼び掛ける。

http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/485594.html

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